【中国ドラマ】王女未央-BIOU-が面白い
こんにちは、umeです。
今日からやっと緊急事態宣言が開けましたね!
自粛もそろそろ飽きてきた頃なので本当に嬉しいです。
umeは、去年の自粛期間中、中国ドラマにどっぷりハマっておりました。
その中でも「王女未央-BIOU」と「ミーユエ」がダントツで面白かったです。
今日は「王女未央-BIOU-」の紹介をしたいと思います。
「王女未央」のあらすじ
多くの国がしのぎを削る南北朝時代を舞台に、ラブストーリーと並行して描かれるは、亡国の王女・馮心兒による復讐劇。
実在の皇后・文成文明皇后をモデルに、家族と自身の名前をも奪われた彼女が、命の恩人の名前「李未央」を名乗り、敵国の宮女として後宮に入り仇討ちをしていく!
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馮心兒は、小国の王女。
ある日、一夜の間に北魏の李敏峰・叱雲南らの陰謀によって、小国は完全に滅亡し、父親と祖母も失ってしまう。
馮心児は追っ手から逃れる途中、北魏尚書府の妾腹の娘・李未央に命を助けられるが、李未央自身は追っ手に刺され死んでしまう。馮心児はやむを得ず「李未央」になり済まし、尚書府に入り込むことになる。
そんな中、太武帝の孫である拓跋濬や太武帝の末子の拓跋余たちが、勇敢で正義感が強い李未央に惹きつけられていく。
復讐を目指していた李未央だったが、皇子たちの争い、更には皇子の妃の座を狙う李未央の異母姉や従姉妹たちの争いに巻き込まれていく…!
「王女未央」の感想
一言で言うと、めちゃくちゃ面白かったです。
雑なワイヤーアクションやCGなど気になるところはありましたが、少女漫画バリにドキドキきゅんきゅんする場面もあり、ハラハラする場面もあり、本当に楽しかったです。
衣装も豪華で眼福でした。
ハッピーエンドで終わるのかと思いきや、完全なハッピーエンドでなく余韻があったのも良かったです。
「王女未央」の魅力
登場人物が魅力
李未央(ティファニー・タン)
まずなんと言っても、主人公「未央」がとても美しく強くて素敵です。
愛されて育ったからか、とてもはっきりものを言うのがきもちいい。見ていてイライラしない。
嫌がらせされてもやり返すところが好き。
途中、陰謀に次ぐ陰謀に巻き込まれるのですが、そのたびに汚名を晴らし、亡国の王女→貴族の庶子→皇子様の花嫁候補→死刑宣告→浣衣所の奴婢→浣衣所のリーダー→皇帝の侍女→皇后とどんどん地位が変わり、成長していくのです。
その地位に応じて、髪型や衣が変わっていくのが見ていて楽しかったです。
演じるティファニー・タンはスタイルが良くてすごく可愛かったです。
当時30歳くらいだったと思うのですが、めちゃくちゃ若く見えました。
拓跋濬(ルオ・ジン)
相手役は顔は好みではなかったですが、一途に未央を思う姿がとてもかっこ良かったです。
演技が本当に上手くて、最後のほうは見た目も中身も好きになっていました。
未央に笑いかけるところとかきゅんとします(笑)
途中、とあることで未央を疑ってしまい、仲が拗れてしまい、ハラハラしっぱなしでした。
最後のほうの展開はちょっと辛かったです。
演技が素晴らしかったです。
拓跋余(ヴァネス・ウー)
何故かドレッドヘアが妙に似合う。
悪役として存在感を放っていました。
生い立ちを考えると可哀想なところもあり、根っから悪いひとではないので、割と好きなキャラクターでした。
虎視眈々と皇帝の座を狙う残酷な姿、そして未央にだけ弱さを見せる、そのギャップが最高です。
未央とくっついて欲しいのは拓跋濬だけど、拓跋余にも幸せになって欲しいと思いました。
拓跋迪(チェン・ユーチー)/李敏德(リャン・ジェンルン)
癒し。
最初ツンだった李敏德がデレるのが可愛い。
李敏德は何度も身を呈して未央を守ってくれるのですが、それを見ている拓跋迪は未央に嫉妬しないわけではないだろうに、未央に懐いているのが微笑ましいです。
異国の使節を歓迎する宴で、使節としてきた皇女と知識対決となったとき、未央にこっそり答えを教えてもらって堂々と回答していたところは面白かったです。
李敏德と拓跋迪は幸せになってて欲しいです。
李常如(マオ・シャオトン)/李長楽(リー・シンアイ)
女の嫉妬って怖い…そう思わせる2人。
男を手に入れるためなら手段を選ばない。
李長楽はちょっと頭が弱めなので割と真っ直ぐ対立してきます。
李常如はずる賢く、表向きは未央と仲良くしながらも裏から手を回して未央を陥れていきます。
2人のタイプの違いも描かれていて良かったです。
未央に負けても二人ともは最後まで矜恃を失いませんでしたし、或る意味芯が強い女性として描かれていました。
敵には回したくないけど、悪役としてはよく描かれていたと思います。
他にも、護衛の君桃や李長楽の母、叱雲南など、脇役もキャラが濃かったです。
ストーリーが魅力
基本的なストーリーは、未央が陥れられる→知力で無実を晴らすの繰り返しで、またかと思うんですが、どうやって無実を晴らすのか毎回気になっていました。
途中未央の正体がバレそうになったり、父や祖母を殺した李敏峰や叱雲南への復讐など、ハラハラしっぱなしです。
その合間合間のラブストーリーもロマンチックなシーンが多くてきゅんきゅんします。
三角関係、四角関係になってくると、切ない場面もあります。
まとめ
「王女未央」は、はじめてみた中国ドラマだったのですが、思いの外面白くて、どハマりしました。
未だにこれを超えるドラマは見てません。
少女漫画的な展開も多いので、少女漫画が好きな人は見て損は無いと思います。