【漫画感想】女子高生の恋愛バイブル「天使なんかじゃない」
みんなー!!
『天使なんかじゃない』の3COINSグッズが販売されるらしいよ!
私が『天使なんかじゃない』を読んだのは高校生の時。
友達に貸してもらってはまった漫画です。
ああ、あんな高校生活を送りたかった…!
『天使なんかじゃない』のあらすじ
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冴島翠は新設の聖学園に通う元気な女の子。第一期生徒会の副会長になったが、会長はなんと気になっていた須藤晃に。生徒会の初仕事が学園祭に決まり楽しい毎日を送っていたが、晃にヒロコという彼女がいることを知り…?
【ネタばれなし】天使なんかじゃない 感想
こんな高校生活送りたかった!!理想の高校生活。
舞台の聖学園は創立一年目。
主人公・翠たちは1年生5人で(↑の左ページの5人)生徒会活動をすることになります。
ちなみに、右下が翠。
3人並んでる男の真ん中が、お相手晃。
すでに1話目の1ページ目から翠は晃のことを好きになっていますw
生徒会に就任してさっそく文化祭準備に取り掛かるのですが、それがとても楽しそうなんです。
全校生徒に、半分に切ったカードを配り、カードの片割れを見つけて文化祭を回るという企画。
楽しそうですよね。
でも人見知りだったり、苦手な相手だったらどうするんだろう?とは思わずにいられませんがw
他にも運動会や新入生歓迎会など、いろいろ企画しています。
しかし、いつ勉強してるんだろ?
主人公から脇キャラまで!ドキドキの恋愛事情
翠と晃の恋模様を軸に、サブキャラクターまで心情が丁寧に描かれています。
翠は最初っから最後まで一途に晃を思っていますが、序盤の晃は翠を好きなの?どうなの?と気になりページをめくる手が止められません!
翠の気持ちは気づいてるっぽいし、両想いっぽい雰囲気も出てるのに、女の影がちらつくんです。
不安になる翠に、翠を好きな男の子まで出てきて、ドロドロ三角関係へと発展していきます。
サブキャラでは、生徒会メンバー・マミリンと、同じく生徒会メンバー・タキガワマン、後輩の志乃ちゃんの、こちらも三角関係が描かれています。
マミリンは翠の友達なので、翠側から見てる読者は志乃ちゃんを悪者っぽく感じてマミリンを応援したくなりますが、志乃ちゃんもいい子なんですよね!
志乃ちゃんがケジメを付けるところは、かっこいいなと思いました。
名言がいっぱい
名言はたくさんあるのですが、私が一番好きなのが、↑のシーンです。
マミリンは不器用で、感情を表すのが苦手な子です。
翠は笑ったり、怒ったり、泣いたり…とても感情が素直な子です。
はじめは二人はあまり仲良くありませんでしたが、生徒会メンバーといて接するうちにとても仲良くなっていきます。
そして恋バナや将来の話をする仲にまでなります。
絵が得意な翠が、将来は絵本作家や漫画家になりたいなーと言ったときのマミリンのこのセリフ。
『あたしは、冴島みどりみたいになりたい』
いつも素直でみんなに好かれている翠を見て、マミリンもこういう子になりたいと思ったのです。
皆に好かれなくても、好きな人から選ばれなくても、せめて好かれたいと…。
そう思える時点で、マミリンはとても素直な子なんだと思います。
そのあとの表現もとても素敵だと思いました。
『額に入れて』
『胸の真ん中に』
『一生飾っておきたい
ようなセリフだった』
『どんなにつらい時でも
それを見れば』
『勇気を取り戻せる
賞状のように』
私は、この漫画を読んで以降、誰かに褒められたとき、私はいつも「この言葉を胸の中で額に入れてかざっておこう」と思うようになりました。
だまされたと思って読んでほしい
90年代前半に連載されていた漫画なので、当時の単行本は新品ではもう販売していません。
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さらに天ない、大人気なため愛蔵版や文庫版、新装版も発売されています。
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私も今知ったんですけど、新装版は2019年に発売されたそうです。
初めて見る表紙にドキドキ…!