【超初心者向け】画像と画質の設定
画像サイズ
設定方法(X-A7の場合)
撮影モードにして、右の赤丸『MENU OK』を押すと撮影の設定ができます。
I.Q.(画質)→ 画像サイズ → 好みのサイズ (おすすめは4:3)
画像サイズとは?
画像は画素(ピクセル)と呼ばれる小さな四角いマスの集まりでできています。
画素(ピクセル)とは画像を構成する最小単位で、一つ一つは1色の四角いマスですが、様々な色の画素を、たくさん並べることで、色鮮やかな画像を作り出すことができます。
画像サイズは画素数で表す
画像サイズは「横のピクセル数 × 縦のピクセル数」で表します。
例えば、横に640個、縦に480個の画素で構成されている画像があるとすると、この画像サイズは、画素ひとつ分(1px)として、640px × 480px と表します。
↑の画像の場合、画素数は約30万画素となります。
カメラでは、画像サイズは、画素数に基づいて【M】で表示されます。
おすすめは8M~10Mの4:3か3:2です。
↑の画像では、3712px × 2784px =約1033万画素のため、【10M】となっています。
赤丸で囲っているコマ数は、64GBのSDカードで何枚撮れるか表しています。
画像サイズを小さくして撮影すると撮影可能枚数は増え、画像サイズを大きくして撮影すると撮影可能枚数は少なくなります。
画質モード
設定方法(X-A7の場合)
画像サイズ設定と同様、撮影モードにして『MENU OK』を押すと撮影の設定ができます。
I.Q.(画質)→ 画質モード → FINE
画質モードとは?
撮影した静止画のファイルの大きさは、画質モードと画像サイズの組み合わせによって決まります。
画質モードは圧縮率により Nomalモード と Fineモード があります。
画像を圧縮して、JPEGと呼ばれる拡張子で保存されます。
JPEGは世界共通の画像データです。
・Nomal → 画像の圧縮率が高く、ファイルサイズが小さい
・Fine → 画像の圧縮率が低く、ファイルサイズが大きい
Nomalより高画質。
通常はFineで問題ありません。
RAWとは?
RAWは現像素子から取り出されたままデータ保存されます。
画像の編集をおこなったりしても画質の劣化はありません。
ただし、RAWはそのメーカー、カメラのみのデータです。
撮影したカメラでは見れますが、ソフトがないとPCでは見れませんし、そのままではプリントもできません。
JPEGに変換するか、RAW現像というものをおこないます。
RAW現像はデータが重たいので、SDカードにはJPEGほどたくさん保存できません。